クウの散歩、通院の折に眺めた
桜の風景です。
神奈川県立音楽堂と
神奈川県立図書館(旧館)
いずれも前川國男さん設計
丹沢方面の空に広がる夕焼け
3月末から平均2、3日置きに
クウの通院をしています。
再発すると治療してもらうのですが
ときとして同じ日の朝晩や
連日の通院になることも。
目の症状にとどまり、
生死にかかわるものではないこと、
本人には違和感はあっても
痛みはなさそうであること、
動物に対し愛情深く献身的な病院に
通えていることなど、
恵まれた状況にあるといえます。
そのことをありがたく思っています。
ただ、症状が再発した状態のクウの目は
ただでさえ痛々しく
本人が異物感を気にして掻いてしまうとき
まれに爪で引っ掻いて
その痛みから悲鳴を上げることがあり、
そばにいると居たたまれない気持ちに
なることがあります。
今年の桜は、ときに塞ぎがちになる私を
静かに慰め、見守ってくれたように
感じています。